お部屋探し始める前に…

まず、良いお部屋が見つかってもすぐに入居が出来るわけではありません。
どのようなお部屋でも申込みを入れてから契約⇒入居出来るまで2~3週間はかかってしまいます。現在賃貸住宅にお住まいの方は解約の期間も考慮し、事前に計画を立てて動くと無駄がありません。又、初めてお部屋を借りる方は約1ヶ月前から行動すると良いと思います。

住みたい部屋の条件を整理

■家賃
一般的には賃料・管理費(共益費)・駐車場の合計は手取り月収の1/3を目安にします。
これを無理すると生活費の負担が他の部分に高くかかることになるといわれています。

■間取り
単身者の場合→1R・1K・1DK等
ファミリー →2DK~
広すぎたり狭すぎたりといったことのないよう、自分のライフスタイルを考えながら部屋の間取り・広さをイメージして決めましょう。

〔おおよその広さの目安〕

間取り実際に使用できる居室の広さキッチン
1R・1K(20㎡前後)約6帖
1DK(26㎡~30㎡)約6帖約6帖
2DK(40㎡~45㎡)6帖+6帖約6帖

■地域
あまり特定の場所にこだわらずに出来る限り範囲を広げて検討しましょう。
(例えば、○○駅限定!ではなく、東急東横線沿いで渋谷駅まで電車で30分圏内等)

※ペットの飼育や楽器類の持込みは、一般的な住宅の場合禁止されている事が多く、
勝手に持込んで発覚した場合には契約違反で立退きになったりしますので注意が必要です。

※絶対オートロック!絶対2F以上!とこだわりを持つのはいいことですが、全てを満たすお部屋は皆無に近く、絶対にゆずれない!という優先順位をつけて、ここなら大丈夫!というお部屋を探しましょう。

情報収集

情報誌・インターネット・不動産会社訪問・等いろいろな手段で収集できます。
効率的にお部屋探しをするためには、情報誌・インターネットを使って自分の住みたい部屋の条件を整理して、
不動産会社にその条件を伝え相談することが一番効率良く正確な情報が収集できます。

※情報誌やインターネットの掲載物件は原稿の締切りがあり、掲載までに時間がかかっているので契約済になっている場合もあります。

内見

自分の条件に合う物件が出て来たら、必ず現地を確認しましょう。
陽当り・交通やスーパーコンビニの利便性・環境等のチェックはもちろんですが、手持ちの持ち物が入るかも重要です。

また、できれば駅からの道のりを実際に歩き、安全性や防犯性なども自分の目で確認をしましょう。
特に駅から少し離れた静かな住宅地の物件は、夜になると街頭が少なく昼間の閑静な住宅地のイメージとはまったく違ってしまいますので、夜も1度実際に歩いてみると良いでしょう。

申込み

気に入ったお部屋は申込の手続きをお願いしましょう。

※申込書は、本人の内容はもちろんの事、連帯保証人になっていただく方の内容も全て記入しなければなりません。前もって確認を取っておくとよいでしょう。
※一般的な申込書を当ホームページからダウンロード出来ますので、お使いください。

特に1月~4月は繁忙期の為、借りる方が極端に増えますので、出来る限り早く行動を取りましょう。
ただし、むやみやたらに申込をすると大家さんや不動産会社とトラブルに発展する場合もありますので注意してください。又、物件によっては申込金を要求される場合もあります。(1万円~1ヶ月分程度)その場合は必ず預り証を発行してもらう事を忘れずにして下さい。
この後に入居審査が行われ、連帯保証人様にも確認の連絡が入りますので事前に話をしておくと良いでしょう。

契約準備

審査がおりたらいよいよ契約です。契約当日に必要になる費用、書類等を用意しましょう。

■契約金
一般的には
敷金2ヶ月分+礼金2ヶ月分+仲介手数料1ヶ月分+前家賃日割り~1ヶ月分で、合計、家賃の5ヶ月~6ヶ月分が必要になります。

■必要書類(一般的に必要な書類一覧)

契約者住民票・収入証明・印鑑証明・認印・実印
入居者住民票・写真
住民票・写真住民票・収入証明・印鑑証明・実印

※全ての書類が必要なわけではありません。物件によって提出する書類は異なりますので事前に確認を取ってから準備をしましょう。また、書類は3ヶ月以内のものでないと効力がありませんので注意してください。

契約

いよいよ契約です。指定された日時に契約必要書類と契約金(事前に振込む場合もあります。その場合は振込みの控え)を持って不動産会社を訪問しましょう。
後でトラブルにならないように内容をしっかり理解して、分からないところはきちんと質問しましょう。

引越しの準備

■電気・ガス・水道等の公共施設の手配を入居日に合わせてしましょう。
※ガスの開栓は立会いが必要なので前もって手配してください
→連絡先は不動産会社で確認がとれます。

■引越し業者を使う方は、できれば2社以上見積もりをとってから契約してください。
※不動産会社でも提携を結んでいる引越し業者もあります。料金が割引になる場合もあるので、紹介してもらうのもよいでしょう。

入居(引越し)

さて、待ちに待った入居です。
物件によっては荷物を搬入する時にエレベーターや廊下等に養生やエレベーターの使用許可(大規模なマンションに多い)が必要になる場合があります。
引越しが終わり、室内にゴミが発生していると思います。
特にダンボールは資源ゴミになりますので、決められた曜日に出してください。

以上がおおまかなお部屋探しの流れになります。皆様の新しい生活が幸せ多い生活でありますようにお祈りしています。素敵なお部屋がみつかりますように(^^)

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